台風10号・野田村周辺の被災状況について(2016.9.6)

8月30日に東北に上陸した大型台風10号の被害状況が徐々に明らかになっています。岩手県北部沿岸と北海道の被害が特に大きく、被害に遭われた方に衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

現地からのメールや電話で分かった状況をお伝えします。

野田村は隣接市町村に比べ床上浸水や道路の被害は少なかったようですが、下安家地域の新しく造られた橋は崩落し、鮭のふ化場は壊滅した模様です。

野田村の隣、久慈市は川の氾濫で中心市街地が壊滅的な打撃を受けたため、活気を取り戻すのには時間がかかりそうです。最大の秋祭りは昨夜中止が決定しました。東日本大震災の時より多くの家屋が全壊・半壊・浸水の被害を受けたそうです。メールをくださった方のご自宅も市内中心部にあって、床上浸水1m越えで片付けに追われる毎日とのこと。

やはり、野田村と境を接する岩泉町は一番広範で大きな被害を受けました。15人の方が亡くなり、6人の方がまだ行方不明です。道路が寸断されているため、孤立地域もあります。自衛隊による空輸で物資が支援されています。断水が続き、汚泥の処理も進まず、多くのボランティアや義援金を必要としています。

来週予定していた野田村出張に合わせて、久慈、岩泉も訪ねます。
実際に見聞きした情報を、皆様にお伝えして参ります。

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